冬の贈り物

 この季節のお歳暮やクリスマスプレゼントなどの贈り物は物に頼ってしまいがちですが、私の母が12月生まれだということで毎年、誕生日プレゼントにはお花を贈っています。

 12月の花と言えばポインセチアがありますが、冬に見頃を迎える花には寒椿(かんつばき)、びわ、シクラメン、山茶花(さざんか)などがあります。ポインセチアは赤と緑の色が特徴的でクリスマスカラーなので、ツリーと一緒に飾っても違和感がありません。

子供の頃、家には12月になると必ずポインセチアとシクラメンがあり、母がせっせと水やりをしていたのを思い出します。滴のような形が愛らしいシクラメン。これもピンク(赤紫)と緑なのでクリスマスカラーのようにも見えます。シクラメンは春先まで咲いていて、一緒に冬を越したような愛着が湧きます。山茶花(さざんか)は歌にもあるように、『たき火』や『落ち葉』、『しもやけ』といった秋と冬にあるものとイメージできます。どこか懐かしい気持ちになります。

 クリスマスプレゼントや贈り物に今年は冬のお花を贈ってみてはいかがでしょうか。花を愛するあなたの心が磨かれると同時に相手もきっと大切に育ててくれると思います。食べ物や季節の商品は時が過ぎれば無くなってしまいますが、お花は花が咲いて散るまで送り主の温かい気持ちが伝わるはずです。